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馬とファンの間には3つの壁があると思う。
1つ目は距離の壁。2つ目は知識の壁。3つ目は種族の壁。
1つ目の距離の壁は、走っている馬や陣営と自分ファンの間にはラチだけじゃなくて世俗の壁というか境界のようなものがある。2つ目の壁は、どうしても私たち素人は馬のことはよくわからず、正しくない情報に左右されがちである。説明されても「ふ、ふーん?」みたいにわかったようなわかっていないような状態になってしまうことが多いと思う。3つ目の壁は、単純に人と馬という種族の違いのせいで分からないことが多いということ。
知識の壁は、確かに勉強することによって知識をつけることはできる。しかしそれは馬に関連する仕事をしない限りは机上の理論に過ぎないものでしかないと思う。種族の壁は、自分が人間である以上超えることはできない。ただひとつ、距離の壁は精神的にも肉体的にも縮めることができるのではないかと思う。それが、一口馬主としてできること…ただ競馬好き・馬券購入者でいた頃とは違う、別角度から競馬を楽しむ術なんじゃないかと思う。
私が一口馬主を始めたのは馬が好きだから。動物、哺乳類が特に好きだったから。知った理由はなんだったかな…始めてから思い出したけど、ウイポでクラブ設立してたな。それはきっかけではなくて何かのきっかけで広尾とYGGを知って、初年度はそれで始めた。2月だったから広尾の売れ残りとYGGの無料馬で。結果的に、初年度は未勝利。
始める際にとても悩んだ。それほど給料は高くない…というか薄給なので「これをやっても大丈夫なのか?」という感じだった。それでもやりたいと思えたのは、一口馬主の権利(特典)がいいと思ったから。
1.命名権 2.馬主席 3.口取り 4.牧場見学 5.見学馬ツアー
これに参加することが当面の目標になった。そして、特典ではないけどやりたいこととして現地応援と勝利を見届けること、できれば重賞勝利。これこそがファンの世界と馬の世界の距離を縮める経験だと思う。文での連絡、写真の公開、動画の公開などHPで見ることの情報。それが少しでもこちらとあちらの壁を薄くする知見になる。そのすべてが、自分と馬との距離を縮める要素なんだと思う。
私はそういった思いでこの趣味を楽しんでいる。実際に沼に落ちた感覚はあるし、自分の時間のかなりの部分を占有している。ただの1ファンだった時よりもっと競馬を楽しむことができているし、馬との距離も近く感じている。続けていきたい趣味のひとつで、これからも馬との距離を近く保ちたいと思う。
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