バヌーシー2次募集の試験。自分の好き嫌いの話。
基本的にアプリに書いてある粟津氏の思いは話半分で出資要素に加算しない。事実のみ重視。出資しない理由は一文で説明できてしまって面白くないので、深堀りはする。
なお、金を払わないとみられない数字についてはぼかすようにする。netkeibaやJBISサーチで見られる情報は書く。
・アンフィトリテⅡ
高い。億を超える馬は出資検討外なので出資しない見込み。が、今後の話次第では考える。動画では自分の重視している部分は良かった。
正直なところ、木村師ってどれだけ馬を見れるんだろう?と思うことがある。パーティーで話をさせていただいたとき、マックアルイーンのことについて聞いても「それはたくさんいるノーザンの方に聞いたほうがわかると思います」とのことで、その場ではあんな問題起こした人だし余計なこと言わないようにしてるのかなぁと思ったしそれは今でも思うんだけど、天栄の言いなりなんじゃないかなぁというのも浮かんでくる。その場合本人の能力とか理論はあまりあてにならないのではないか?という疑問。
母成績としてはG1を1勝含む重賞3勝。初仔のトライデントスピアが勝ち上がったが2仔のトリフォラートは3戦して未勝利。3戦目は最下位。3仔のモンローウォークは16日の新馬戦でデビュー予定。良くも悪くもこの結果に左右されるだろう。
母父のSebringは1000m~1400mまで勝ち鞍があり、G1も2勝。あのゴールデンスリッパ―Sも勝利していて、豪州最強のスプリント馬の冠を戴冠したこともある。牡馬は短距離に振れることが多いため、ロードカナロアと相性は良さそう。また母系にはRedoute's Choiceが入っていること、アンフィトリテⅡ自身にデインヒルのクロスが発生していることから豪州血統とする。母父Sebringの中央での勝ち馬はトライデントスピアの1勝のみ。地方でもC級の勝ち鞍のみとトーンダウン感は否めない。
Danzigの血を持っている上級馬はべラジオオペラ、ダノンスマッシュと極端だが、この血統だとダノンスマッシュが成功例で目指すべき形だろう。ファストフォースもDanzigを持っている。最も力を発揮できるのは短距離とみる。前述したとおりステルヴィオやサトノレーヴも含めてカナロアの牡馬産駒は短距離向きの血統と馬体がかみ合った際に大物が出る傾向があるので、組み合わせ自体は文句なし。SWやFairyKingなど…Special牝系であれば中距離に出る可能性もあるっぽい。おおまかに欧州系と認識する。
これまでつけてきた馬もダイワメジャー、サトノダイヤモンド、キズナとSS系だったがここでKM系をつけてきたということでこういう時は潮目が変わるかもしれない、という期待はある。が、母父の日本適性はあまりなさそうに思える。
・シェーングランツ
落札したときは出資を前向きに考えていたが、小さすぎるのが悩み。2月生まれでこの数字はちょっと加点はできない。デビュー時440Kg以下のような。今のところは出資候補から外れ。
手塚厩舎はレイデラルースでおいしい思いをしている。騎手起用も上位騎手が多く不満はない。
エピファネイア×ディープインパクトは同父成績の平均よりも成績が良くない。単純に考えればエピファネイア後継のエフフォーリアも同じなのでは?という予測は立つものの、当然少なくても1/4は血が違うことになるからあまり参考にならないかもという考えはいつも持っている。母父キングカメハメハの成績はいいけど母父ロードカナロアの成績は良くない、みたいな。この組み合わせの賞金上位はTOP4がSpecial牝系。と考えるとこの血を持たないシェーングランツの評価は下がりそう。しかしドイツのSラインがボトムラインにあり、Monsunが入っているということは当然Mラインも入っている…独国の血統の結晶で母系が構成されていることは面白いと考える。しかしエピファネイアの上位産駒の血統を一通り見てみたけど独国血統が入っている馬はいなかったので、相性は悪いのかも。じゃあエピファネイアとエフフォーリアは何が違うのか?というとハーツクライが入ることだと考えた。もし違いがあるならこの部分じゃないか。ハーツクライ×独国血統は代表的な馬にサリオス。だが名繁殖サロミナの子なので普遍性はないと考えるのがよさそう。独国血統って一時期流行ったと思ったけどそんなに分母がないのかな?成績が悪いのか、分母が少ないのかがわからない。
子供も流産?→受胎せず→受胎せずで判断がつかない。今後の成長次第。
・ロングホットサマー
落札したときは出資を前向きに考えていたが、小さすぎるのが悩み。(同上)しかしシェーングランツとは違って4月生まれなので成長の余地はある。3歳で450~470kgくらいか。出資圏内。自分の重視している点は動画で見て良かった。さすがキズナ。
藤原厩舎の成績は言わずもがな。Treasuringで初依頼?だったとおもうけどその縁で2世代目も預託。馬房も多い、回転率も高い、勝ち上がりもめちゃめちゃ高い、CPIの高さとAEIの高さが釣り合っている馬を走らせることができる厩舎。コンタンゴで初預託だったけど勝ち上がりはできていない。過程を重視すると可もなく不可もなく。コンタンゴを芝12に出したことはよくわからないけど…。
キズナ×StreetBossは例が見当たらなかったので。キズナ×StreetCryはキズナの平均成績よりも低い。母父StreetBossは勝ち上がり6頭。デビュー済み12頭なので確率は良さそう。Damascusのクロスを持つキズナ産駒は同父産駒の平均よりも成績が良くない。逆にStormCatのクロスを持つ馬は父産駒の平均よりも高い。どちらも共通するのは産駒の平均よりも中距離が増えてダートが増えること。StormCatのクロスを持っている上級馬をしばらく眺めてたけどDamascus持ちがいなくて諦めました。StormCatクロスはグランベルナデット、シャンパンポップがいるのでバヌーシーとしてはいい印象があるのでは。どちらも出資しているので私はいい印象がある。
キズナの上級馬はある程度の馬格を要求されるとのことなので、3歳時でも460kgくらいになりそうなのはちょっとどうなのかという気も。重賞は取れないかもしれないけどキズナに行くんだ!という心構えは必要かもしれない。もちろん、これまでのデータはこれからの事実を示すわけではない。
社台ファームのキズナはざっくり半分くらい勝ち上がっている。上級馬はショウナンラプンタ、インプレス、サンライズソレイユ、アスクワイルドモア、タイトニット。
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