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7月某日、ノーザンファーム天栄でマックアルイーンの見学をさせていただいた。これで昨年から計3回目、総勢5頭目の見学だった。
見学については、10分前くらいに事務所の前についてくるまで待機、5分前になったら事務所に伺って見学に来た旨を名前とともに告げる。車で待機を申し渡され、予定時間になれば担当の方が案内に来てくれるという流れ。そこから最初の厩舎(見学予定の馬の中で最も入り口から遠い厩舎)に案内されるので、車でついていく。当然馬と厩舎スタッフ最優先なので最徐行かつ先導車の速度に合わせよう。
馬体重540kgとのことだったけど、先ほど見学していた544kgのトレインザマインドとはまったく違って、1回りも2回りも小さく見えたのはすごく不思議。トレインザマインドはまさにダート的な大きさと言えるし、マックアルイーンは中に筋肉が詰まった短距離型の馬体かなという感想。
マックアルイーンの特徴はどうでしょうか
→2歳とは思えない落ち着きを持った馬です。あまり物事に動じることはないし、ダメなことも教えればすぐに理解してやめてくれるので気難しいことがありません
少し体温が高いとのことですが…
→着いたときも体温が高くて調教を抑えめにしています。そこまできつい感じではないので様子を見ている感じです。
原因はどうなんでしょうか
→輸送に弱いとか初物に弱いとか、環境に弱いわけではないです。やはり疲れとか暑さが関係しているように思います。
ツアーのとき筋肉にほれ込みました。現場から見てどうですか
→こちらもめっちゃいいと思っています。それなのに重苦しさがないです。デビューする際にはもっと皮膚を薄くして無駄な部分をそぎ取っていきます。
この気性では短いところではないんでしょうか?
→スイッチのオンオフがはっきりしていて、乗ると前向きになります。制御できないほどではないですが、短いところでやれる性格ではあります。
芝とダートだとどうでしょうか
→芝スタートだと思いますが、この筋肉と馬格ですしダートでもやれると思います。
今後の展望についてはいかがでしょうか
→まずは新馬で勝てるように育成をしていきます。新馬でも期待を持てる馬だと思うので、責任をもって育てていきます。今後も応援よろしくお願いいたします。
ということでした。写真を撮りながら1600mを走れれば楽しめそうですよね~とか、木村厩舎ですしルメールさん乗ってほしいですよね~とか話をしていた。期待している様子が伝わってきたし、新馬勝ちが期待できそうだな~って見学あるあるかもしれないけどそういう雰囲気が感じ取れたのはよかった、ドライスタウトみたいな目をしていて賢そうだなっていうのが一番わくわくした部分。ツアーでほれ込んだ筋肉もそのままだし、馬に落ち着きがあって私が見ていてうろちょろしていることは些細なことと気にもかけていなさそうなのが大物感たっぷり。この感覚が間違っていないことを証明してほしいというそれだけを期待。楽しみな一頭。
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コメント
詳細な見学記有難うございます。僕も昨年のツアーで実馬を見て惚れ込み出資に至りました。昨年末と春先に早来へ見学に行きましたがN尾顧問曰く『これだけ堂々とした立ち振舞の二歳馬は先ずいない』『馬体は大きいけど重苦しさは無い』と言ったコメント頂いてましたから、早来〜天栄に移っても同様なジャッジなのは成長曲線にブレが無いと言う事ですし、デビューが俄然楽しみになりました。先週末美浦に帰厩したので早ければ新潟最終週の芝1400m戦で勇姿が見れるかも知れないですね。(≧∇≦)
返信削除コメントありがとうございます!
削除やはりこの筋肉はなかなか見ないと思って最優先使いましたし、デビューに向けたこの時期でも崩れてなく、それがレースに邪魔にならず生かせるようであればかなり楽しめそうだと思います。
最近の更新ではちょっと天栄と厩舎サイドで祖語が見受けられますからちょっとどうなるかわからないですね汗
しかしルメールさんに乗ってもらって新馬勝ちを見たいところです!