前置き:なんと今年サンデーサラブレッドクラブに入会した。そして継続してキャロットも出資している。NF系のサンデー、キャロットでどういう考え方をして出資候補馬を選んだのか、サンデーに投票したときに自分は何を考えてやっていたのかということを思い出しながら備忘録として残しておく。去年どういう基準で選んだか?その年に引退する2年前の基準は?となると思い出せないのだ。
来年の自分これ見ろよ
前提条件:正直この趣味は80%が運だと思っていて、残り20%は実力というか自分で何とか出来る余地がある部分だと思っている。 安くても走る馬は出るし、高くても走らない馬は出る。もし全クラブの募集馬から10頭選んでそのすべてが重賞馬になるような人がいるならこの考えは改めるが、そのような事例は寡聞にして知らない。よしんばいたとしても自分にその真似ができるとは思わない。 というわけで「じゃあどうやったら確率を高められるのか」という部分と「すべてが勝つわけじゃないからどうすればストレスを減らせるのか」という部分で自分ができることをやろうと決めている。ノータイムで出資をしない選択ができるように前提条件を設定しているのだが
・母未勝利
・種牡馬NG
・厩舎NG
・サイズNG
この4つのうちどれかに該当すれば出資検討の俎上から外す。
ただサイズはこれまで9月基準で見てきたけどサンデーが6月募集のためにその基準が通用しなかったので、各クラブというか月ごとに基準を変えていかなければ意味がなくなるだろう。
40口編:予算は100万円まで。サンデーと社台を優先に、可能性としてG1TCも考えておくという方針(しっかり悩んだけど)でスタート。前提条件として新規入会のため実績はゼロ。40口のうち30口は実績順、10口は抽選(いわゆるラッキーナンバー)であるから、新規チャレンジであれば全落ちしても0頭で会費だけ払うという状況にはならないので思い切った攻めができると考えた。
結論から見せると申し込み直前の最終リストは以下である
第一希望をナダルのゴールデンプルーフにするか、モーリスのノーブルカリナンにするかは締め切り日までずーーっと悩んでいた。同じ価格であれば芝、牡馬、もしかしたらクラシックも?な馬のほうが40口やるには望ましいと思ったし…それでもナダルにしたのはやっぱりサンデーに対する憧れのようなものがあったこと(=社台に憧れがない、という意味ではない)と、結果的にダート馬の方が出資歴でうまくいっていることから、自分の感覚を信じればナダルのほうが可能性は高いと考えたから。
他に悩んでいたのはエレヴァテッツァ、キラービューティーだがそれぞれ最終が104票、88票とゴールデンプルーフの64票よりも圧倒的に多かったので、中間発表を見ながら「1頭取る」ということにおいては一番いい線を取れたのかなと思う。社台ではノーブルカリナンが41~49票、レッドアネモスが70票、マイレリーフが76票だったので、考えていた中では2番目にラッキーナンバー枠での当選確率が高かったので、入会のギリギリを攻めることはできたと思う。ただ社台で攻めるぞ、となっていた場合はレッドアネモスに特攻したかもしれない。牝馬とはいえキタサンブラック、木村厩舎、予算ギリギリの100万円、母成績と言った点で他をリードする部分があったが、募集期間中に上の子が勝利していたために人気がより集まってしまった気がする。
ゴールデンプルーフに関してはやはり「初子の牝馬」という点が引っかかっていた。その点について初子の牝馬でも
・勝率はどのくらいあるのか
・体重と勝率の相関
・n番子の勝ち上がり率
等、一口馬主DBやネットに転がっている情報を合わせて、初子の牝馬でも体重がこれだけあれば差はないだろうという結論にたどり着いたため、この点は許容することにした。特定の条件下でも活躍できるような条件もあるはずで、そこに合致していた部分があった。9月6日の唯一の更新ではかなりコメントが良く、馬体がびっくりするほどよくできていてかなり楽しみになった。あとはNFの寵愛を受けているであろう森師の騎手手配に期待。
ありがたいことにラッキーナンバーでまさかのサンデー入り。正直無理はしてる。
では来年以降どうするのか?もし来年の頭数が0頭であった場合は0頭で月会費を払う年代に。もちろんクラブ全体で言えばゴールデンプルーフがいるから正しくはないんだけど。そういう思考なので攻めた投票はできないだろうなと思う。実績も新規よりは強い底辺でしかないし。というわけでより社台に目を向けるか、新種牡馬買いをするか、ナダル以外のダート馬に行くかという戦略を採るべきだと考えてはいる。〇外も好きだし過剰人気にはならないと思ってるけど高いよね~…
400口編:大前提としてサンデーでダート牝馬を取ったという事実があるので、なるべく芝路線の馬を取りたいと考えていた。こちらも何に申し込んだかという結論から見せると
こんな感じ。結局ナダル、ドレフォンの牝馬申し込んでるというね。それでなくても4頭ダート馬申し込んでるね。方針通りじゃないね。
非抽選は良いと思ったけど申し込みの意味がない馬、落選は優先抽選で可能性がなくなった馬。
当選はイカットとミスエクストラで、当然牝馬のほうが牡馬より勝ち上がりは低くなるけど無駄に”なりにくい”キャロットならまぁ良いかって感じで。この2頭で最優先を悩んでいたから、最低限その2頭が当選してくれてよかった。クルミナル、シャルールが当たってくれれば最高だったんだけど。キャンセルはこの2頭の口数多い方を念頭に、口数次第で。あとは追加募集が待ち遠しい。
Baaeedは説明するまでもない欧州の最強馬で、欧州芝馬はマイルまでならかなり強い。中距離は日本馬もかなりくらいついているけど。ということでマイラーであろうBaaeedであれば日本でも活躍できるだろうと踏んだ。牡馬欲しかったけど高すぎたね(40口)この血統であれば2勝ラインでも、もしかしたら1勝さえできれば繁殖に回りそうで母優先の仲間入りを果たしてくれればいいなと。ダート馬は体重をかなり重要視するけど、芝馬想定であればそこまで厳しくは見ないという感じ。競馬時450kgさえ超えれば。
イカットは芝で走れる馬を考えていた時に5000万円で上村師×エピファネイアかという属性はかなりプラスポイントであった。正直執筆時点で移動していないのはかなり誤算ではあるが、ツアーでは体力があることが最大の売り、と言っていたのを素直に信用しようと思った。イカットもミスエクストラも移動できるけどツアーまで待ってたって言ってたのに…。あとモーリスを取りたかったのに取れなかったのは誤算だった。社台で蹴った(そんなエラそうな立場ではないが)ので嫌われているのかも。でもバヌーシーのモーリスもライオンのモーリスもピンとこないんだよなぁ…。
来年以降どうするのか。やはり先行して募集が始まる40口に左右されそう。金額としてはやっぱり5000万円ボーダーかなと思ってるけど、また来年値上げしそうだしな。どんどんラインを上げていかなければいけないかも。 さらにお笑いなことに新規制限してからその方針に反して人も増えまくっているので、次は優先しか当たらないかもしれない。優先すら当たらなくなるかもしれない。であれば前もって「40口は100万ボーダー」と考えていたけどそっちでラインを引き上げて芝馬を確保を考えるかも。他、バヌーシーとライオンはNF生産馬を募集するからそちらに振り分ける可能性だってある。芝馬を中心に40口で芝馬ならダート馬多め、40口でダートなら芝馬多めという感じになるかと思う。
現在NF直系ではこの3頭。かなりさみしくなった。初年度は新規1頭+キャンセル1頭だったけど次の年からは6頭、5頭、4頭取れていたのに今年はキャロ2頭+サンデー1頭。どんどん取れなくなってきて不満は溜まっている。キャロットはアンケートを取ってくれていてかなりきちんと考えてくれるクラブであると思うから(2年連続投げた内容が取り上げられていて改善も実際に図られている) どんどん投げてしまおう。正当性があると伝えられればキャロットは考えてくれてるし、なければまぁ無視されるだけだろうから。会員として意見を発信していくのは重要。何か変わるかもしれない。与えられた条件で戦いつつ、よりよい趣味人生が送れるようにしっかり発信していくべし。
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