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2月25日、26日に出走した3頭
エンプレスペイ、キープスマイリング、ミスティックロアの3頭ともが1番人気だった。自分では初の珍事。しかも2頭は1倍台。3勝も期待したが…
①エンプレスペイ
2月25日小倉第1Rダート1700m出走。
25日、熊野大社で競馬を見ていたのは私です。
好スタートで位置を取りに行く。最初のコーナーに入ったときには2番手につける。逃げても、と考えていたが行きたい馬がいるなら行かせて、それを目標にしつつ先頭でゴールを駆け抜ける態勢を作った。もしも、このままでいけば最後の直線でちょっと抜かして1着で決勝線を通ることができたかもしれない。しかしそれを許さないのが競馬で、そのために騎手がいる。勝ち馬は後ろからまくってきてペースを乱しに行く。その流れについていかずを選択したエンプレスペイは、直線伸び続けるも3着まで。あそこでついていったらどうかと考えるけど、その考えよりもほかに騎手の思惑があったようで。
おそらく今村騎手は、ルメール騎手が乗って3着だった東京のレースを頭に入れていたんじゃないかと思う。エンジンかかるのがとても遅かったが、スピードに乗ってしまえば鬼脚を発揮したあのレース。口取り権利持ってたので、精神が崩れ落ちたよあのレースは…。しばらくその後はゆく当てもなく東京をさまよったなぁ。…あの脚を思い描いてタメるレースをしたんじゃないかと思う。そう考えれば前がペースアップしたときにはついていかないし、これで勝ったとも思ったはず。しかし伸びず、バテずのジリ脚になってしまって結果は着順変わらずの3着。武師も「気持ちはわかる」と弁護していたし、たしかにあの脚を発揮するなら勝てた…のかもしれない。だが結果は結果。乗りなれていない騎手だからこうなったとしか言えない。調教に乗っている藤岡騎手はあわやの2着まで行ったし、また藤岡騎手や、乗りたがりのデムーロ騎手で出ていたら結果はどうだったろう。
早いところ成長を促す休養を取りたいのに、レースに勝てないジレンマ。福島が目標ってことだから腹をくくってここで休養を入れてくる。ここで馬がこたえてくれれば…。あとデムさん乗せてあげてほしい(笑)
②キープスマイリング
2月25日中山第1Rダート1800m出走。
熊野大社で競馬を見て、ニヤついていたのは私です。
長く手元で見たいから、通常よりも早めに入厩させる。という武井師の姿勢がすべての始まりだった。中山で出れたらいいな→中山の前半に出るよ→開幕週に出るよとどんどん前倒しに。おかげでこの勝利を現地で見られなかったぜ…。
この前倒しは精神的なものなのか?540kgの馬なのに仕上がりが早いのか?わからない。しかし結果として良い状態で出られて、心身ともに心配されながらも圧勝を果たしたというのはやはり大きい成果だろう。
馬体の立派さもあってか、当日は1.6倍の人気に押される。ゲートを4、5番手で出ると、いきたい馬を行かせて4番手に控える。ハイペースで飛ばす先団を焦らずゆっくり見て、3コーナーから進出を開始。鞍上のファインプレーとして、コーナーを回りきるまでインをベッタリ攻めて距離のロスをなくし、ここで先頭との差を縮めたことが大きかった。ここで我慢できずに焦って外を回していたら届いたかどうか。先頭が飛ばしてくれて前に壁がなかったこともうまく働いた。壁があったとしても抜けたくらいの勢いはあったけど。猛然と最速の脚を発揮して4馬身差の勝利。新馬勝ちできると思っていたから誤算だったけど、未勝利で即勝ち上がってくれたのは大きい。これでレースセンスもよくなってくれれば最高だな。
いまは放牧。4月5月にまた出てくるということだけど、中山18か東京16か。東京16をこなせれば大きいけど、もう一回18でもいいと思う。将来は地方牝馬ダートグレードレースで勝ち負けできるくらいになってほしいな。
3.ミスティックロア
2月26日中山第2Rダート1800m出走。
高野山で差せ差せと呟いていたのは私です。
新馬勝つと思っていた馬の1頭。新馬なら差しきってた可能性高いかなーって思う。未勝利デビューになっちゃったけど、それでも十分に力を見せてくれた。あとは勝つだけ。こんなちぐはぐな競馬で上げ下げで2着なんだからすぐに順番は来る。あとは無事に出るだけ。
530kgでも物足りないと言われていた馬体。500kgでの出走は少し寂しく映ったか。それでも1番人気に押される。歩いてゲートを出る未熟さを見せて3馬身ほどのディスアドバンテージ。しかしすぐに加速すると、1200mほどを使って先団にとりつく。その間馬なりで、ごく自然に上がっていくほどのスピードとスタミナを見せてくれた。息つく間もなくといった感じで、他の馬がマラソンをしているところ、ミスティックロアだけ1800m走をしていた感じ。伝わるかな?しかしそれだけ走り詰めていたからか直線での反応は鈍かった。ぶつけられてからは再加速して、首の上げ下げまで追い詰める2着。後続は離しており力は違ったという印象。
次回は3月18日出走予定。鞍上はリーディングジョッキー川田騎手。前につけられれば4馬身5馬身突き抜けるんじゃないかな。次はおそらく1倍台になるだろう。絶対に勝ってくれ。OPまで突き抜けてほしいし、JDDかレパードに出るべき器だと信じてやまない。頼むぞ矢作師...。
※写真はすべてblaze撮影
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