- リンクを取得
- ×
- メール
- 他のアプリ
11月11日は犬の日ではなく、ドライスタウトが武蔵野Sを勝利した記念日になりました。
久々の1600mであることや湿った馬場でこそ、距離が長いっていう見立てが多くフェブラリーで4着であるにも関わらず結構なめられていた。オッズ的にもパドック終わりで5倍つくという「そんなついちゃっていいんですか?」状態。ただ馬体的には仕上がり途上にも見え、あくまでここは通過点という意識に見えた。横山武騎手との重要な初戦で収得賞金の加算も求められる大事なレースだったが、まだまだ余裕があったように見えた。それでもパドックでは1番人気ペリエールと比べても全く比較できないほどの馬体の厚みがあり、やっぱりいい馬だなぁという思いと、いやこれ勝てるやろという期待があった。本馬場入場の際、いったん下馬して検量室前で曳き運動をやっていたのは一不安だったが...。
枠は黒帽子。内枠。フェブラリーは内枠でカッとなってしまったことやレモンポップに壁を作られて閉じ込められていたことによる敗因が大きいので、今回は横山武騎手がやれるのかな?という懸念点があった。ストライドの大きい走りを見せる馬にとって内枠はプラスではなかったし。俺たちにスムーズな競馬を見せてくれ!状態だった。
ゲートが開くとすんなり前へ。「芝も走れそうなやわらかみがある」と言われていた通りスッと前につける。3番枠なのに芝の切れ目を2番目に抜け出している。ここでファインプレーだったのが「内に入れない」こと。内に入れて揉まれる・包まれることの無いように、距離ロスが生まれづらい直線ではすぐ内に入れることをせず自分で壁を作っていた。もうひとつ横山騎手のファインプレーは「ハイペースに付き合わない」こと。道中の通過順位が下がってきて「おや」と思われた方も多かったと思う。(私もそう思った)しかし道中のハイペースや2,3着馬が後ろからの馬であることを考えるとハイペースについていかなかったのは正解だっただろう。しっかり抜け出して伸びて勝つ、理想的な展開での勝利だった。東京ダート1600mで「調子がいい」というコメントもあったタガノビューティーを寄せ付けなかったというのは本当に強いと思う。まごうことなき重賞複数勝ちレベル。出資者としても自身に繋がる結果。みなさん、おたおめでした。
でも一番振り返りたいのはドライスタウトの断然の強さもそうだけど、YGGの仲間たちとのことなのかもしれない。
一人で競馬場に来ていたし、だれかと連絡を取ったり合流するということもなかったので、8R終わりにはすでにドライスタウトが止まるであろうモニター側のパドックに張り込んでいた。そこにSさんやLOさんLIさんFさんTTさん…(一方的に)顔見知りの方や、初めてお会いする方もやってきて、Sさんが声をかけてくれた。全日本2歳やラッキーストーリーで顔を会わせることが多く、ありがたいことに認識していただいていたというところで、そこからパドック終了までYGG軍団で話しながら過ごした。
Sさんとはクリスタライズの話や、ドライスタウトの歩みについての話をして、パドックでもドライスタウトの厚みが~なんてテンションが上がったり。
ちょうどオキザリス賞の日だったということで、一緒にLIさんと見たなって思ってたら彼もいっしょに見ましたね~。なんていう話もして。
FさんとはあのすばるSの惨劇を見ましたけど、今回は横山騎手だから違いますよ、なんて話をしたり。
通常一人で8R終わり~11Rまで待つには長すぎる時間だけど、あっという間の時間だった。
レースは写真撮るために自分でゴール前の席で見たけど、勝った瞬間に席を飛び出し、Sさんとすぐに抱擁を交わした。川崎の全日本2歳優駿…川崎の歓喜でも抱擁や握手を交わしたりして、より深く思い出深い記憶になっていた。しっかり喜びを形にすることで「1勝」を分かち合って何倍にも喜びが膨れ上がる。記憶にも残るし、実感も得られる。LIさんはオキザリス賞でハイタッチ、肩を組んだり全日本2歳で抱擁したりとかかわりが多いので、今回もしっかり抱擁をした。このお二方はリアルに関わることが多かったので感慨もひとしおだった。そういう感情を形にすることが記憶に残るということなんだろう。
レクチャー待ちの間にTAさんと会う。----ラッキーストーリーを通じて知り合った方で、サイゼリヤでお話しした----握手を交わし、レースについて新鮮なうちに回顧した。タガノビューティーに勝てたことが素晴らしいし、やはりここまでレースできるのも福永騎手、戸崎騎手のおかげなのだから我々はその功績を知っていればいい。ということが大きな話題になると思う。特に戸崎騎手には感謝して、横山武騎手との新コンビを応援していきたい。
実際、会員でここまで交流があるのは加入4クラブの中ではYGGだけだ。私のYGGでの出世頭はドライスタウトで、あとは地方で毎年当たり馬に出資できているくらい。ここまで盛り上がれる馬に出資できるのかなぁという不安はあるけど、こういった楽しみがあるからYGGはやめないと思う。あまり人付き合いがうまくない私だけど、今後も交流はしていきたいと思う。では、また次のレースでお会いしましょう。
写真はすべてblaze撮影
- リンクを取得
- ×
- メール
- 他のアプリ
コメント
コメントを投稿