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最初の一文からタイトルを否定するが、「見ているだけ」ではない。
もちろん、馬主としての行為は一つもできない。入厩先を選べない、レース選択もできない、関係者とコンタクトも取れない…。
しかしこれは気軽さの裏返しでもあって、では私たちにそれだけのノウハウやコネクションがあるかと言えば無いので、「じゃあ運営やってもいいですよ」なんて言われても一つもできない。だったら馬主としてクラブが存在することによって、参入のハードルも高く難問だらけの競馬会に入っていける。それが一口馬主の「なにもできない」と「気楽さ」の二律背反。ここだけ見れば「見ているだけ」だが…
では、「見ているだけではない」と言えるのはなぜか。先のブログ(馬と壁と私 (hitokuchiblaze.blogspot.com)でも触れさせていただいた通り、自分と馬の間には3つの壁があると思っている。その中でも距離の壁は縮めることができると思っている。
それができる行為として、目標としても挙げていた
1.命名権 2.馬主席 3.口取り 4.牧場見学 5.募集馬ツアー
これらに参加することで、距離を縮めたり見ているだけではなく馬社会に参加してみたり、より楽しい一口馬主ライフを送ることができると思う。それを権利と呼ぶか特典と呼ぶか、配慮と呼ぶか好意と呼ぶか…個人個人が好きに呼べばいいと思う。
※出資馬の観戦や重賞制覇は楽しむための必須行為だと思っているけど、見ているだけなので除外。
1.命名権
今の時期は名前発表で各所が盛り上がっているが、応募するときに名前を考える長い時間、発表されるまでの短い間、投票に選ばれてから結果が出るまでのドキドキ、すべて楽しいものだと思う。自分は幸運にも1度だけ、広尾TCで選ばれたことがあり、結果未勝利で終わってしまったものの馬主体験ができたと思う。出資馬よりも1ランク高い存在になるというか。選ばれるチャンスを得るということで、応募をしないのはもったいない。
2.馬主席
これはコロナのせいで体験したことはないものの、馬主しか入れない特別な空間…味わってみたい。はしゃぐのはNGね。
3.口取り
これが一番馬主っぽい体験。当たるかは運と金次第だし、勝つかも時の運次第。コロナ後に一口馬主を始めたので、去年の解禁からが初めての体験だった。申し込んで幸運にも当たることが多かったけど、10着/3着/2着/2着ときて、5回目にしてやっと1着を取ってくれて、ドグマ&武豊騎手&武幸四郎師と口取りをすることができた。先のブログでもラチという境目についてちょっとだけ書いたけど、そのラチを越えたんだという実感。なんか馬主っぽいなぁという初めての体験。夢見心地のふわふわした感覚。これは絶対に体験したい。幸運にも口取りに参加することができて本当に良かった。
4.牧場見学
実はしたことない。平日時間合わなくて…。土日はほとんどやってないし、北海道ならもっといけるんだろうけど。あと前回の旅行でレックススタッドとアロースタッドで見学させていただいたけど、一口とは関係ないところだったのでノーカウントかな。でも5と共通するんだけど…↓
5.募集馬ツアー
去年のキャロットツアーで初参加。これもコロナで開催すらされなかったからやっとめぐってきたチャンスで参加することができた。本当に楽しかった…。どこを見ても馬、馬、馬。幸せな空間。このツアーは各牧場を巡ったので、4の牧場見学を同時にこなした感じ。
目標として立てていた「やりたいこと」はそれがそのまま、自分ができることとしてさらに一口馬主という趣味を楽しむ行為だったし、馬と自分の距離をさらに近くする得難い行為だった。
一口馬主をはじめたばかりの人も、そうじゃないけどこういった特権を使ったことない、味わったことない人はぜひともしてほしいし、あきらめずにチャレンジしてほしい。その経験は本当に得難い経験で、幸せな体験なのだから。
※写真はすべてblaze撮影
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